「お金がないとお店は作れない」
「貯金ってどのくらい必要なんだろう??」
カフェや喫茶店はもちろん、飲食店を作るときに誰もが直面するのがお金の問題です。
どんなに崇高な夢や偉大なる目標があっても「資金が尽きた時」が「夢や目標のゴール地点」となります。
つまりお金は大事なのです。
「貯金がないから無理かもしれない」と思うかもしれません。
実際に僕は25歳の時に最初のお店を出しましたが、最初は「貯金が10万円しかないから絶対お店なんて出せない」と諦めていました。
大事なことは「自分で資金を全額用意すること」ではなくて「支払うときにお金があればいい」のです。
つまり「資金調達」です。
ここでは資金の調達方法についてメインのものを「たったふたつ」書いておきます。これだけ押さえておけば最初は問題ありません。
①日本政策金融公庫
詳しいことはgoogleなどで検索してもらえれば借入までの流れや必要なことが出てきますからここでは割愛します。
字面が怖い、と感じますがそんなことはないです。普通のオフィスのようなところでして、いろんなお客様がいらっしゃいます。
ここで言いたいのは「事業をする人にとって借入は普通のこと」だということです。
全然怖いことでも悪いことでもなくて、公庫さんは事業者の味方ですから、遠慮なく相談してみましょう。僕の友人は貯金が100万円ほどで500万円くらいまで借りれる、と言われたそうです。
借りて、ちゃんと返す、の積み重ねで「この人はきちんと返済してくれる人」という印象になり次も借りやすくなります。
②クラウドファンディング
これは時代が生み出した最高の資金調達ですね。
群衆による資金調達を意味します。
「こういうことにチャレンジするので応援してください!」といって資金を集めるものです。
借入と違うのは「リターンの発生」です。
1万円支援してくれたらこれをお返しします、という「ライブのチケット販売」のような「予約販売」なのです。お菓子屋さんなら焼き菓子の返礼品かもしれないし、レストランなら商品券かもしれませんね。それは自分で設定することができます。
これは「普段の人間関係」が大きく影響します。どれくらいの信用度を持っているか?とも言えます。普段引きこもってばかりの人が急にクラウドファンディングやります!といっても「??」となりますが普段から人とのつながりがそれなりにあれば応援しよう!となります。「あいつがそういうのにチャレンジするならちょっとやってみるか」となりますよね。あなたのお友達がそういう挑戦をしていたら「支援してあげよう!」と思いませんか?
ちなみに
僕が3つお店をつくるときはそれぞれ500万円、900万円、1200万円かかりました。
この辺りのお話はまた今度書かせていただきますね。
ポイントは
全額自己資金である必要はない
借入は悪いことでも怖いことでもない
ということです。お金に関しては実はそれほど悩まなくていいポイントです。悩まなければならない瞬間はもっと他に訪れますので、お金の問題に関しては真剣に、でも気楽に向き合うのがいいかと思います。
うちはカフェでしたが珈琲関係で必要なものはおおかたharioさんで揃えました。